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KUNOICHI 2007(詳細編)

STAGE 1 通過者(100名中4名)
1)三宅綾子 1'07"28
2)田中真帆 1'09"69
3)小宮理英 1'16"41
4)西村智恵 1'23"17

最終結果(決勝進出者なし)
1)田中真帆 st.3・倒連板 黄色エリア
2)西村智恵 st.2・舞乱道出口(時間切れ)
3)三宅綾子 st.2・舞乱道3本目
4)小宮理英 st.2・吊梯子出口

障害リスト

三宅さんがよもやのst.2脱落という予想外の結末を迎えた今回のKUNOICHI。

■ 融合する障害 ■

まー何といいますか。STAGE 1でとんでもないことになってしまいました。
序盤の段違棒〜飛翔柱のセット障害が大波乱をおこしてしまいました。
飛翔柱は前回に設置したがパッとしなかったのだが、今回は新設の段違棒の入口に作動スイッチを設けるという工夫を施しました。
このちょっとした工夫、これが挑戦者を惑わす要因となってしまいました。
降りてくる円柱に気を取られると2本の一本橋で足を滑らせ落ちてしまう。
逆に一本橋の攻略に時間をとりすぎると円柱が彼方へ行ってしまう…

結局のところ、落ち着いて挑戦すればそれほど難しくはない、と思うのだが、
段違棒単体で見ると、1本目→2本目が右斜め下に置いてあり、しかも細い。
2本目が細い上にどういうわけか滑る感があり、難度がさらに上がってる気がします。
それでも、飛翔柱の作動スイッチがなかったら若干違ってたのかも…。
改めて書くけど、あわてなければそれほど難しくないと思うのだが…。

一工夫が生んだ超難所でした。
個人的には技ありで高評価だったと思います。
SASUKEもそうだけど、毎回新しい障害が登場し、できた障害数も数知れず、
でも傑作となるものもある一方で微妙な印象で終わるものもあります。
こういう形で前回の印象を払拭した、というのがすごい良かったと思います。

障害、といえば。
過去に猛威を振るった舞踊石がSTAGE 2に復活しました、が…
相手が悪かった、と言うしかないですね、こりゃ。
障害も世代交代なのか…?

■ 「Q-No.1(ク-ノ.イチ)」の重み ■

そのSTAGE 2で大事件が起こってしまいました。
3連覇中だった[100]三宅綾子さんが踊乱道の3本目でバランスを崩して転落、3回にわたって背負ってきた「Q-No.1」の称号を手放してしまいました。
この瞬間、誰もが驚きました。
そして、当の本人は呆然と立ち尽くしてました。
いつもは飄々とした表情の三宅さんがこんな素の表情を浮かべるのは珍しいです。
その動揺はSTAGE 3にも引きずられ、初めて三宅さんの前に出た[91]田中真帆さんが前回秒殺した倒連板に敗れたのでした。
その動きは…あきらかにぎこちなかった。昨年我々の度肝を抜いた倒連板の瞬殺、それが今回なりをひそめ…。
ナレーションが言ってた「女王を追い越したことへの心の隙」「最後の一人が背負う99人の夢」が彼女の動きを変えてしまったのか。
この時はじめて三宅さんがこれまで背負ってきた「Q-No.1(ク-ノ.イチ)」の重みを思い知らされることになろうとは。
イヤ、あの飄々とした表情の三宅さんだったから分からなかったんだと思う。
SASUKEと違い、ここ数回完全制覇者を出している(三宅さんが3連覇、ですが)KUNOICHIでちょっと難度面で甘く見られてたのかもしれない。必ず完全制覇が出るもんだ、という風潮もあったのかもしれない。
なんか守りの姿勢だったのかなあ?
ちょっとうまい表現じゃないんですけどね。

■ 残ったのは絶望だけ ■

久々に完全制覇者が出ず、そればかりか決勝進出者も出なかった今回のKUNOIHCI。
番組最後でも出たけど、倒連板のラストが倒板棒になってました。
コレ、縦だけでなく横にも揺れますよね…。しかも、足場が激狭ですよね…。
倒板棒のポテンシャルを見ることなく終わってしまったのは勿体無いというかなんというか。
その先…まんまウォールクライミングって…。
でもこれって、見た感じ確実に浮いてませんか?

まあそれはとにかく。
次回、倒板棒の猛威が振るうことは確実でしょう。
三宅さんは…また飄々とした姿で出るんでしょうな。
まあ、うまくまとまってないみたいですが、ここらでシメます。

個人的MVPは見事な復活劇・西村さんをば。

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