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スポーツマンNo.1決定戦 SURVIVAL BATTLE 18(詳細編)

最終成績(カッコ内は取得種目No.1)
No.1)ワッキー   465pts(BF、SGT)
2)知幸      395pts(MB、MG)
3)白井涼     310pts
4)パッション屋良 265pts
5)チェ・チョノ  210pts(SO)
6)佐藤弘道    185pts

種目別No.1
[BEACH FLAGS]   ワッキー
[SPIN OFF]    チェ・チョノ
[MONSTER BOX]  知幸     20段
[MUSCLE GYM]   知幸     241回(芸能人新記録・自己新記録)
[SHOT-GUN-TOUCH] ワッキー   12m20

表向きは「きんに君vsワッキー」のふたりの王者決戦。
だが今回、ふたを開けてみれば各種目とも波乱ありーの、
そして、じわりと聞こえてくる新興勢力の足音…

とりあえず、恒例の箇条書きから。

<BEACH FLAGS>
・レイザーラモンHG、もしかして「ハッスル」参戦時の格好?(特にサングラスが)
・きんに君vsワッキーのファーストインパクトはワッキーがきんに君斬り!
・その勢いで一気に種目No.1をもぎ取る。決勝時、旗を獲る直前にガッツポーズ…。
<SPIN OFF>
・きんに君、いきなりパッション屋良に当たり、真っ向勝負の末…敗れる。
・その時、パッション…「ンンー!」を忘れてるって!
・ワッキーはきんに君初戦落ちのチャンスをモノにして準決まで行った。
・そのワッキーを破ったチェが最後にパッションを破りNo.1に。
<MONSTER BOX>
・序盤に石丸が13段で脱落、それが元で団長→HG、そして…
・きんに君までも脱落!これには誰もが驚愕…ワッキーを除いては(ぁ
・だがそのワッキーも15段で脱落!記録上きんに君に負ける(ぁ
・↑「何が起こるか分からない」と言ったそばから(ぉぃ
・そんな中、諸星が自己記録を2段上回る16段を達成!
・↑その時の名言「10cm上を飛ぶことは、他の誰に勝つよりも嬉しい」(15段成功時)
・他、佐藤も自己新17段を達成。
・No.1を取った知幸。結局飛んだのは3回(爆)その後、23段を飛んだが…
<MUSCLE GYM>
・いきなり50代の石丸が第1組時点で芸能人記録更新(218回)!
・その一方で不調の野村が背筋をパスして115回に沈み、コロッセオを去る…
・第2組、最も種目No.1を獲らなければならなかったきんに君が回数が伸びず…。
・そのきんに君を斬ったのがチャレンジバトルから参戦の白井涼!(232回)
・佐藤、終わったとき髪が振り乱れてた…
・そしてワッキーvs知幸の直接対決は…知幸が芸能人新の241回で圧勝。
・で、決勝進出者発表、パッションが決勝進出と聞いたときの驚きぶりが…
・↑つまり、きんに君が決勝へ進めなかった、ということ…
<決勝/SHOT-GUN-TOUCH>
・試技点計算式は「25+((申告距離−11m)÷2)」(申告距離−11m→cm単位で計算)。
・↑チャレンジバトルの時と同じ。
・ワッキーが本能むき出し、一方知幸は冷静に振舞う…
・だが、ワッキーの気迫に知幸は追い込まれてだようだ。
・初決勝のパッションは11m80でフィニッシュ。来年に繋げた。
・チャレンジバトル組の白井は12m。次世代の一翼に名乗りを上げた。
・で、頂上決戦の決着はワッキー3本成功に対し、知幸は最後の一本でボールが左へ行った…

■ 世代交代の足音 ■

やはり今回一番の大事件は「欠場を挟んで5連覇がかかった」きんに君の惨敗ではないでしょうか。
その敗因もいろいろあるわけで。
・SPIN OFFで初戦でいきなりパッション屋良と当たり、負けた。
・MONSTER BOXでまだ序盤となる12段で落ちた。
・そしてMUSCLE GYMで4位に留まった
どれも印象的な出来事ですが、そんな中、MUSCLE GYMではきんに君だけに留まらない、「新興勢力の足音」が聞こえてきたのではないでしょうか。
きんに君の組において、白井涼がきんに君(227回)の記録を上回る232回を記録。
それだけではない、パッションや佐藤、果ては安田大サーカス・団長が200回を超えてきた。
その一方、野村は腰の故障もあり115回に留まった(背筋パートはパス)。

かつてNo.1サバイバルを盛り上げた名手がそれほどいない、というのもあるけど、
今回のエントリーからして既に昨年あたりから出始めた選手が多数を占めるこの現状、
いよいよコロッセオの主力が新たな世代に移ってきたのではないのかなあ、と。
それがMUSCLE GYMで実感したのではないでしょうか。
いわゆるベテランと新鋭との差があまりなかったからね。
他にも団長が潜水での仕草をしてみたり、諸星がクールな仕草をしたり
…パッションは何故か「ンンー!」をやってなかった(忘れてた?)のですけど。

まあつまりだ、今新鋭がかなりアツいということ。

ここから話を脱線するけど、
今回のきんに君の惨敗、先に思いつく原因を挙げたけど、結局それ以前の根本的な原因としてNo.1で戦えるコンディションではなかったのではないかと思うのですが。
というのも、「今回の種目がワッキー寄りじゃないか」という意見があって、きんに君が最後に出た1年前の大会の種目をみたら…1種目しか違ってなかった(TAIL IMPOSSIBLE→BEACH FLAGS)。
だから種目からしてきんに君の不利があまり見られないと思ったのですが…。

今回のNo.1サバイバルが収録されたのが具体的には分からないが、恐らくきんに君が帰国して間もない時期に撮ったのではないか、つまり、帰ってからNo.1で戦える身体作りをする時間がなかったのではないか。と推測。
(ボディビル修行っていっても、あくまでもボディビルとしての身体作りであって…ね。)
そう思うと、今回の敗退は致し方ないのではないかと。

■ 余談 ■

今回のワッキーの勝利は棚ぼたのようだ、との意見を見つけたが、これについて珍しく噛みつこうと思う。

ワタシは今回のワッキーの勝ち方は棚ぼたとは思っていない。

今回のNo.1サバイバルは今まで以上に出入りの激しい戦いだった。
必ずどこかでミスをする選手がいるという。
その1つのミスで総合順位が激変する。

誰かがミスした時、つまり上位浮上のチャンスを得たとき、それを生かせるか。
逆に自分がミスした時に、素早い立て直しが出来るか。

これが今回の勝敗の分かれ目だったと思う。

きんに君は、(上記の調整不足説もあるが)ひとつのつまづきから立て直せず、決勝へ進めなかった。
逆にワッキーはきんに君の不振の隙を突いてポイントを稼いでいった。
途中跳び箱で躓き知幸に先行されるが、最後に熱い気迫で知幸の躓きを誘い、その隙を突き逆転した。

要は、ここ一時のチャンスをモノに出来るか否か。
ワッキーはそういったチャンスをものにして栄光のイエロージャージを手にした。
(一時隙を作り相手に先を越されたときもあったが)

一番究極的な勝ち方は相手に隙を与えない勝ち方だが、なかなかそういう状況になることは少ないわけで、こういう「突破力」も(まあ「運」も)勝利への鍵になるかもしれない。

…チャンスを上手く生かせてない自分が言うのもなんだが(コラ


というわけでした。
最後、珍しく人の意見に噛みついてみました。(なんか波紋が起こりそうですが(ぉぃ )

今回、ワッキーが優勝したが、ワッキーとて一瞬の油断で新たなる勢力に喰われるかもしれないので、今後が正念場だと思います。
それはきんに君も同様で、恐らく次回は万全の体制で臨んでくると思いますが、以下同文(ぉぃ
逆にここ最近出てきたファイターは今がチャンスかもしれない。
特に白井やパッションは真価が問われると思います。

#パッション、今回SGTで記録を伸ばせたのはいい経験だったと思う…
#これもチャンスを生かせた好例ですけどね。

No.1サバイバル、新たな局面への足音。
もう、すぐそばに−


個人的No.1ヒーローはワッキーと白井涼にあげたいと思います。
前者はその不屈の魂に、後者は今後への期待をこめて、です。

どーでもいいが、HG…ハッスル時の格好?

↓オマケ。本場のビーチフラッグス。
http://jp.youtube.com/watch?v=z9wmjeD5se8

コメント

その変わったたった1種目が、きんに君の十八番だったテイルだったのが何とも不運
まあ、ビーチでもそれなりに結果残せるから大幅に不利だったという訳でもなく
あー、それにしても連覇途切れたきんに君のモチベーションが心配だ

ワッキーが棚ぼただと言う意見を言ってるのは、未だに旧世代の夢から冷め切らない馬鹿ぐらいでしょ(笑)
結局彼らが伝説化させているケインにしろNAOKIにしろ永井大にしろ、総合No.1を取れたのは追う・追われるというプレッシャーに置かれた時、実力以上の力をあの場で発揮できる、謂わば”火事場の馬鹿力”が出せる人物だからだと思うんですけどねー
今回のワッキーは、正に火事場の馬鹿力出しまくりで面白かったんですが

それでもなお、思考停止して旧世代をマンセーする人間は、1年前の大森晃が発した、「僕の周りの世界が、凄いスピードで前に行ってましたね・・・」を今一度思い返して欲しいなあ、と。

どうも〜。
今回も興味深く拝見させていただきました。

……きんに君は別にコンディションが悪かったわけではないんじゃあ、と思いますねー、僕は。
というのもビーチ4位とマッスルジム4位は決して悪い成績ではないし、モンスターボックスもワッキーが大ブレーキ、その影ながらパッションもブレーキかかってました(自己記録15段なのに今回13段)から、結局のところここまでの3種目でこの芸人3強に大差があるわけでなく……(ついでに言うとパッションはビーチでも大コケ)。

結局のところ、きんに君の脱落はスピンオフでポイントが取れなかったこと、この一点があまりにも大きかったという風にも思います。
あそこできんに君が勝ってポイントを稼いでいたなら、今度はパッションが脱落してたでしょうし(6位と7位、ですからね……)

まあ結果論ナンデスケド。
あと、ワッキーの勝利は棚ぼたなんかじゃないってところは同意です。

そしてパッションが自分の芸を忘れてた理由。
今回は前回出場時よりも思い入れを持ってがんばってたんじゃないかなーと思います。今回のこの人はさりげなく心に残る台詞が多いですよ(笑)。

>シンヤポスさん、こうとさん
どうもですー。

>きんに君
コンディション云々は…まー、相手が良かったのとやっぱ不運が重なった、ただそれだけだったのかなあ。

>ワッキーの勝利は棚ぼたじゃない
まあ…ケインや池谷といった第1世代(個人的に「筋肉3帝」と呼んでるがw)がスゴかったからねぇ…記録的に。
ただ、それはあくまでも「記録的」に、であって、勝負事で見れば何時如何なるときでも名勝負は生まれてきたわけですから。
その時その時ヒーローが生まれてきたわけですから。
それを純粋に楽しめるのがNo.1の魅力なんですけどね。

>パッション
今回(から)は芸人としてではなくかつての陸上選手の意識で挑んだのでしょうね。

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