続・ねぇこの高速道路必要なの?
3ヶ月前に「この高速道路は必要か?」と疑問を呈する記事を書きましたが。
今日、NHKで高速道路の建設決定の舞台裏が放送されたのですが、
まあなんといいますか、ドロドロとした舞台裏だなあ、と思ったのでした。
運営会社(ネスクコ3社ほか)と自治体の建設費負担のなすり合いといいますか。
昔は国営に近い公団方式でほぼ国の判断で作られるのだが、
民営化後はネスクコ3社ほかの判断で作られる…ハズだったのだが。
本来、幹線道路の建設とかは国や県の施策のハズなのだけれども、
そういったインフラ整備を民間企業(?)の判断だけで整備できるのか。
自治体は「わが町に高速道路を通して」如何(どう)したいのかも見えてこない。
今回取り上げられた自治体はどうしても「高速道路を通せば万事OK」のようにしか見えてこなかった…。
それともう一つ。
高速道路ばかりが脚光を浴びているけど、その一方で国道とか県道がおざなりになっているのが正直気になります。
あたかも「高速道路が国道で国道が県道」みたいな。
有料の高速道路を作るのか作らないのかという話ばかりが先行しすぎて、どう使わせるのかという頭の使い方が出来てない。
前にも書いたけど、道中部分は一般国道に任せて、その部分を整備すれば建設費も浮くし利便性もある程度は保たれる。
ネスクコは大変ですね…。
それなら「如何に高速道路に乗らせるか」に頭を使ったほうがラクかもしれない…。
借金返済は遠い…
今建設が進められている第2東名〜名神。
第2名神の大阪近郊の区間が要らないとか言っているけど、
素人目から見てむしろ必要だと思う。
だって、京阪区間混むし。
それもあるけど、第1と第2って、東海道新幹線で言う「こだま・ひかり」と「のぞみ」のような使われ方になりそうな気がします。何いってるんだか。
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