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KUNOICHI '05-'06(詳細版)

STAGE 1 上位3名(突破者:100人中6人)
1)三宅綾子 1:19:15
2)小宮理英 1:28:30
3)浅見麗香 1:19:97

最終成績上位3名
1)三宅綾子 完全制覇
(決勝記録 27:26)
2)小宮理英 のこり1m
3)今村ゆり子 st.3 倒連板出口付近

障害リスト

三宅さんの2連覇達成と予想外の事実で幕を下ろした今回の「KUNOICHI」。
で、どうしちゃったのですか樋口さんって感じで。

■ 変わらなくても難しかった ■

SASUKEでは、第4回大会で完全制覇が出た、その次の大会で大幅なリニューアルが施され、難度が異常に高騰しました。
ところが、前回で三宅さんが完全制覇を果たした、それを受けて今回のKUNOICHIは…

あまり変わってなかった。

ほとんどの障害がそのまま残り、変わった障害は実質マイナーチェンジにとどまった程度でした。
そりゃ三宅さんが2連覇するわ、と今思えてくるのですけど。

しかしながら、STAGE 1のクリア者は6名。前回大会でst.1をクリアしたのは8名。
今回大会で落ちたところは大半がst.1前半、特に舞踊石と円柱乗
バランス感覚という観点で見れば、実はこの2障害が一番難しいのかもしれない。
他のバランス系障害は一本橋の類を占めているのに対し、舞踊石は足場が小さくバランスを保つのが難しい、円柱乗は円柱に乗るバランスを保ちつつ前進しなければならない。この2障害は高度なバランス能力を問われると思います。
逆に言えば前半さえ越せばそれ以降のバランス系障害を越せる見通しがある、との見方もあるけれども。

いずれにしても、そんな障害をクルクル変えなくても難しいことには変わりない、ということじゃないかと思えてきました。
SASUKEではFINALはおろか3rdでクリア者が出ないにもかかわらず障害を変えてきて難度を上げようとしているけど、元がしっかりしているから、いろいろいじらなくてもそれほど障害を変えなくてもクリア者が増えることはないと思う。
もっともSASUKE 16thの時は出場者の質の向上やタイム調整等、クリアが容易になってしまった気がしますけど。

SASUKEで障害を変えまくるのは、開催が半年ごとであることと、攻略するために障害を自作してトレーニングするツワモノがいるからかもしれん…と書いちゃうと障害の自作をするなという論調になってしまうなあ…まあ、そこまでするツワモノはごく一部ですけどね。
間隔1年だから障害を変えるのを少しに抑えられるのではないかと。

それにしても、三連跳は何故なくなったのだろう…もしかしたら、難度が逆に下がった?

■ 繰り返される、なんとか そして完全制覇のウラに ■

今回、印象に残ったのは、前回そういう成績だった出場者が今回も同じ成績だった、というケースが相次いだことでしょうか。
その最たる例が筋肉ミュージカルメンバーの一人・[31]羽賀佳代さん。
前回・前々回ではst.1ゴール寸前で時間切れでした、今回も同じところで時間切れの憂き目にあってしまいました。
涙にくれるその姿に相当なインパクトを与えてしまいました。
ていうか、こんな事ってあるのか。
普通に考えるなら、毎回結果はばらついてくるはずだけど、…こんな事言うと失礼かもしれないが、3回連続で同じ、しかもゴール直前で時間切れって、ある意味完全制覇より難しいのかもしれない。
二度ある事は三度ある、といえば、MM女子リーダーの浅見清香さんは前回・前々回に続き、またしてもスポンジブリッジの黄色〜赤の変わり目付近で落ちました。

繰り返される、といえば。
前回に続き、[100]三宅綾子さんが完全制覇を果たし、2連覇を達成しました
見れば、細い、細いこの体にどんな身体能力があるのかと思います。
でも考えてみれば、ここまで細い、体重が軽いということは、バランスが崩れにくいということなのかもしれないですね。バランスという面で言えば、一番「KUNOICHI」に適している身体、という。
そして、エピローグで語られた「真実」。ワタシの身辺としても、祖父が亡くなったばかりで彼女の心情を案じてしまいました。なんつーかね、競技をやめて彼女の祖母のもとへ行きたかったと思うのですよ。嬉しさもあるけど、悲しさもある。三宅さんにとって忘れられない日となったでしょうか。

■ 女帝、再び ■

今回の出場者もバラエティに富んだ面々が揃いました。
まさかマジャ・コングことまちゃまちゃがSASUKEに続いて出場とは(笑)。
松野明美は相変わらず…五輪メダリストも健闘しました。長野誠さんの姉も(笑)。
そして、個人的に一番嬉しかったのは、女性芸能人最強の運動神経を持つ「女帝」水野裕子のリベンジです。
今回は前回の不覚を克服し完全制覇が期待されたが、惜しくも倒連板の終盤(赤ゾーン)でバランスを崩し脱落してしまいました。
今回のKUNOICHIに挑む水野の姿、それは完全制覇を狙うその意気込みは相変わらずでしたが、それ以上にこの競技を楽しんでいるようにも見えました。その為か、なんか気負いを感じませんでした。
前回大会で敗れてから筋肉番付シリーズから離れていたが、1年ぶりにこの舞台に立った、これだけでも嬉しいです、ワタシとしては。そして久々に出てみれば、あの負けん気は相変わらずだったけど、人間的にもかなりイイ味が出てきたのではないかなーと思いました。

…なんかヘンな事言った?(汗

とまあ、そういうことでした。今回のKUNOICHI。
なんか、次回、大幅にリニューアルしないと完全制覇が3人に…なんちゃって(爆

さて、明日は横浜に行くぞー。オー。

…あ、言い忘れてた。今回、本格的に筋肉ミュージカルという単語が飛び出てきたけど、何故ゆえ?ま、樋口潮つながりだからいいかもしれないけど…w

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コメント

トラックバックどうもでした、こっちの方に返させてもらいますね。

実際の所、彼女のおばあちゃんと、うちのおばあちゃんの亡くなった年齢が同じだったりして、妙な親近感から涙腺がぶっ壊れた始末なのであります。もう3回忌も済ませ、祖母の居ない生活にも慣れてきましたが、やはりあの日の事は一生忘れる事ができないと思います。勿論、いかがにさんにとっても、三宅さんにとっても・・・祖父母という存在は特別なんだなと思います。

泉さん見たかった・・・。遊佐さんの1stでの脱落はもうちょっと触れてほしかったなぁ。

冗談はさておき、2ndは難易度下がった?
大跳躍は簡単にクリアできる設定になってたような気がする。
(個人的には、大跳躍を2連続にした方がいいかも。SASUKEのチェーンリアクションがそんな感じだから。)
あと、ハンマーを避けるやつより三連跳の方が良かったなぁ。

3rdはもう少し障害を増やしてほしい。(スポンジブリッジの枚数を2,30枚に減らす代わりに)

と言うわけで、個人的ベスト3を。
3位 小宮理英
初のファイナル、しかもゴールまで後1mは惜しすぎ。
2位 水野裕子
復活おめでとう。Sブリッジでの脱落はあせりすぎたからかな?
1位 三宅綾子
文句なし。祖母の死を乗り越えて2大会連続完全制覇。

KUNOICHI出場者の位置づけをSASUKE出場者で例えてみる。
三宅=長野(おそらく全出場者中1番の運動能力)
水野=山田(かつての完全制覇候補の筆頭)
浅見=竹田(同じところで相次いでの脱落から)
小宮=?(思いつかない)
?=秋山・山本(同上)

泉=白鳥(個人的に好きな人。ちょっと過信しすぎかな?)

>大神光さん
祖父母がというより、身内がそうなれば案じますよ、そりゃ。
そういう意味では三宅さんはホント大変な日だったと思います。

>kouさん
三宅さんのMVPは誰も文句は言わないと思いますよ。
st.2、やっぱ「三連跳>振子道」ですか。

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