ペット

« SASUKE 15th(速報版)(BlogPet) | メイン | バイキング後日談 »

バイキング 夏休みプレミアム(詳細版)

1st "MARINE" STAGE 結果(クリア者:70組中2組)
1)根岸尚登・雅門 1:42:77
2)大路弘文・海斗 1:47:41

(バンブーロード(1st-7)通過者…3名(クリア者除く))

最終成績
1)大路弘文・海斗 完全制覇
2)佐藤弘道・文哉 2nd-7ゴール直前
3)根岸尚登・雅門 2nd-7中盤

障害リスト(別ウィンドゥで開きます)

 「SASUKE」も含めても史上初となる2人一組形式の開催となった「Honda STEPWGN special バイキング 夏休みプレミアム」。今までにない形式ゆえ、我々視聴者も予想できなかったハプニングも続出しました。

■ 規格外!?の1st "MARINE" STAGE ■

 いわゆるチームバイキングは父(夫)や母などの「奥方」・息子娘や妻などの「手前方」の2人で挑む。障害は2人そろって挑むものもあれば、片方が挑むものもある。筋肉番付シリーズのレギュラー放送で2人一組や複数人の種目は数あれど、「SASUKE」クラスの種目で2人一組はおそらく史上初。一体どんな形になるのだ、と興味津々と見てみれば、1人で起こしてもおかしいのに、さらに2人一組ならではのハプニング&珍プレイ好プレイが続出しました。
 壁に顔から突っ込めば、高速(パイプ)スライダーでパイプごと落ちる挑戦者、さらに運河渡り(1st-6)で浮島に飛び降りたはいいが、その弾みでロープが落ちるケースもあったり、先に進めない親をほっといて先に進む息子もいたりその逆もいたり、挙句の果てに親が落ちたのに(やらなくてもいい)次の障害に挑みそして落ちた息子…
 想像外の展開が相次いだが、実際難易度はどうだったのかというと…子供も一緒に挑戦するという性格上、決して難しくないはずなのだが、終わってみればクリア組は70組中2組。原因として長さも挙げられそうだが、一番の原因は運河渡し(1st-6)だったと思います。浮島へ上手く着地しないとバランスを崩して浮島から振り落とされる。そのバランス感覚、そして相方のロープを引っ張る力加減も相まって時間的にも、難度的にも厳しい障害となってしまったようです。
 そのためもあったのか、1stのクリア基準タイムが(放送時)最後まで読めなかったです。一応、クリアした2組から基準タイムは47都道府県(1st-5)通過時に残75秒、バンブーロード(1st-7)過時に30秒だったと付け加えておきます。

 …あ、そういえば、1st-6で浮島のロープを落としたけど予備のロープで引っ張った挑戦者がいたな(苦笑)。今思い出した(爆)

■ 最高の絆を見せろ ■

 先に2nd "ADVENTYRE" STAGEを言うと、本降りとなった雨(と時折吹き付けるつむじ風)で設定時間は余裕があるように見えたがかなり厳しい戦いとなってしまった。結局、2ndをクリアして沖縄行きを決めたのは2ndに挑戦した13組中大路親子のみとなった。しかしながら(1stもそうだったけど)2ndに挑んだ各挑戦組は従来の「SASUKE」「バイキング」では見られない…いい顔をしていました。従来だと「己の力の限界を超えろ」という風流が流れている(特にSASUKE)けど、今回は「相方と挑んむその時を大事にして挑む」という姿勢でしょうか。
 唯一の「祖父-孫」参加となった「たこ店長改めMr.オクトパス」こと[57]倉持稔さんと孫のコンビ。孫と一緒で気合が入ったか大活躍。1st ST.を後一歩のところまで追い込んだ。孫を引っ張る倉持さんの姿は、なんかイイ表情でした。
 他、佐藤弘道親子や、山田勝巳さんの親子をはじめ多くの挑戦者が2人で挑んだことへのすがすがしい表情を見せたのでした。
 そして、さまざまな名シーンや挑戦者の想いに支えられ、遂に完全制覇組が登場しました。[61]大路弘文さん・雅門君の親子。1stでは2人のチームワークは抜群でしたが、それ以上に驚かされたのが2ndで見せたパフォーマンス。クリアにかけた時間は2分を切る快挙(1:51:43/制限時間150秒)。多くの挑戦組が雨と風に泣かされ慎重に行かざるを得ない状況の中、ここまで強気で行った、そのチャレンジ精神が完全制覇という最高の結果を生んだと思います。

■ 「バイキング」だからこそ ■

 新機軸となった2人一組のバイキング。一体どーなるのだろうか、と思いながらも楽しみにしていた今回のバイキング。いざふたを開けてみたら、コンビ戦という要素ゆえの展開が続出して、また新たな印象を受けました。
「バイキング」の第1回大会のときも新鮮なインパクトを受けたのですが、今回も新鮮なインパクトを提供してくれました。
 でも考えてみれば、「ある意味、バイキングだから出来たのかなー」って思ったのでした。
 ある意味ストイックに突き進む王者「SASUKE」に対して、華やかさも兼ね備えた挑戦者「バイキング」。いろんな領域にも積極的に取り入れるその姿勢があるからこそ、今回のような大会ができたのかもしれない。
 これはTBSとフジテレビ、それぞれの局の芸風に影響している、とも言えるのですが。
 この姿勢はこれからも維持してほしいですね。秋にもまたバイキングが開催されると言われてますし。
 …これが回を重ねるにつれてSASUKE化するのは勘弁して欲しい、って思いも少しはする(^^;)

■ おまけ・Honda STEPWGN専用CM ■

 今回は「Honda STEPWGN special」とあるように、今回のバイキングはホンダの1社冠提供でした。恐らくはサッカー東アジア選手権の中継が裏にある為なんでしょうけど、それでも今回は面白いCM演出を見せてくれました。
番組の展開にあわせたCMをやらかしてくれました。

1回目…佐藤弘道一家、STEPWGNに乗って収録会場へ
2回目…佐藤一家、収録会場に到着
3回目…会場で見た様々な挑戦者
4回目…TV(この番組)を見ながらある挑戦者の会場帰りのお話
5回目…TV(この番組)を見ながら佐藤一家が思いにふける

特に4回目と5回目はCM直前の状況からその流れがCM内のTVで映っているという凝りよう。この試みは面白みを感じました。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://ikagani.s9.xrea.com/main/mt-tb.cgi/185

コメント

完全制覇したのゎ大路弘文・雅門ぢゃなくて、大路弘文・海斗親子ですょ!!

コメントを投稿