パ・リーグ プレーオフ
>千葉ロッテ、31年ぶりパ・リーグ優勝(毎日新聞)
>プレーオフの方式変更を示唆(読売新聞)
プレーオフ(パ・リーグ優勝決定戦)
○千葉ロッテ 3−2 ソフトバンク×
優勝決定戦・最終セットはかなり白熱した試合となりましたけど、
個人的にはロッテが優勝というのはかなり面白みを感じると思います。
聞けば31年ぶりということで、日本シリーズでの戦いぶりが見ものかなと。
その一方で、ソフトバンクが可哀想とも思いました。
今年のレギュラーシーズン終了時点で1位ソフトバンクと2位ロッテとの差が4.5ゲーム差だったのです。
プレーオフ(優勝決定戦)で、2位チームが1試合のハンデを負うために付けなければならないゲーム差は5.0。
結果的にわずか0.5ゲーム差が明暗を分けてしまったわけですが、でも冷静に考えると、レギュラーシーズン終了時点で4.5ゲーム差。準決勝終了時3.5ゲーム差。で優勝決定戦で2.5ゲーム差…。
まあさすがにレギュラーシーズンの成績とプレーオフの成績を足し合わせる、その行為に価値はないのだが、それにしても4.5ゲーム差は充分に離れていると思う、それなのにそのゲーム差では「1位2位は対等」はあんまりだと思ったのでした。
消化試合が減ると同時に3位でも優勝のチャンスがあるプレーオフ。しかし今年はその負の一面を見たのではないでしょうか。
1位と2位の差がハンデ付加未遂の4.5ゲーム差。3位の勝率が5割以下。
勝率5割以下のチームが優勝してしまう危険性もあったということです。
さすがに優勝チームの勝率が5割以下なのはセ・リーグ優勝チームとしても(ある意味)イタイと思います。
ワタシが思い描くプレーオフは、
3位でも優勝のチャンスがある、しかし、1位チームにもある程度優遇してもいいのではないかと。
ただ、優遇のしすぎは逆にプレーオフの存在意義が薄れるので、注意が必要ではあるが。
(せめて3ゲーム差で1勝差。2勝差まで付けなくてもいいと思う。)
もちろんプレーオフ進出チームは必ず勝率5割を超えなきゃね。
個人的に、1位チームの待機時期(準決勝期)は、セ・リーグのチームとオープン戦でもいいと思う。
参考:「日本シリーズ、終わってみたらパーフェクト」(26日の記事)